つくばみらい市 新築 改築 リフォーム

2019年05月05日

家は目に見えないことだらけ

IMG_6080
注水中

茨城県つくばみらい市Hさま邸

3日経つとすこしへって、水を追加。

水中養生も楽ではありません。 


前回

目には見えない

と書きました。

実は家づくりは見えないことだらけ。

例えば、耐震、これは地震が起きてみないとわからない。

だから構造の実験を繰り返しているわけです。

さらには

空気

空気は目に見えませんから

その家に入ってみないとわかりません。

いざ建ててみたら体質に合わず住めない家は建てたくないですよね。

35年ローン組んで住めないなんて酷すぎる。

なのでオンリーワンハウス有徳では実際に住んでいるオーナーさまの家の見学を必須としています。

築年数のたった家と

新しめの家。

見てもらいたいのは

経年変化で魅力の増した家

そして新築の家

双方に魅力がありますが

本物の家は時が経つといい変化をします。

今普通に建ち続けている家は偽物の建材ばかり使っていますので、劣化としか言いようのない変化をしていきます。

だからローンが終わった頃には愛せなくなるので建て替えるかたが多いのです。

また、構造に何を使って建てられたのか履歴がなく、メンテナンスの履歴もないため、大規模なリノベーションをする価値があるのかわからなくなってしまうのでも、日本の住宅寿命の短さの一因です。

内装や外装建材は一応目には見えますが、10年20年の変化や劣化は建てた家を見ただけでは理解できません。

ですからリフォームの仕事で何百件と家を見た私たちは、

この建材は20年経つと、、、

これは10年で、、、

など、知識が蓄積されていくのです。

その知識の蓄積をくぐり抜け、使用される建材が決まっていきます。

これだけは使わなくてはいけないもの

なるべく使いたいもの

優先順位をつけてお客様と相談し決定していきます。

その中で家はその家族のための家になって行くのです。

さらに住むことでそれは強くなっていきます。

それを想うと、いい加減な材は使えなくなるのが人情というものです。

というわけで、材料選びは本当に大事

さらにそれを正しく理解している人と建てるのが最も大事です。「良い人」なだけでは家族を守る家はつくれません。

ではまた。





studio_comet at 16:26|PermalinkComments(3)

2019年05月03日

水中養生

IMG_6061
昨日のこと

つくばみらい市 H様邸

水中養生の水位チェックに

雨のおかげであまり減っていません。

少し注水して散水して退散。

面倒ですが見えないところで大きな違い。

建てた時に強い基礎は簡単ですが

50年以上100年超を狙って長期にわたって強い基礎には工夫や手間が必要。

手間だけでできることならなんでもやります。

ね。

ではまた。


studio_comet at 16:54|PermalinkComments(0)

2019年04月27日

水中養生 灌水養生

IMG_5969


一昨日の記事を見た同業者の方から
「そんなのやってるとこ初めてみた」
だそうで。「そんなのって何ですかー(笑)」
と談笑しましたが
建築の学校に行った方は必ず習うことだそう。

四角い試験体を使って

どの養生が一番コンクリートが硬くなるか?

という実験をするのだそうで。

さらには、硬さだけでなく、長期耐久性(寿命の事)も大幅に変わる、、、

しかしながら、「やらない」のがほとんど、何週もの間水の管理をしなくてはならないし、排水も面倒。

そうですよねー。と答えておきましたが。


やるよ。

俺はやる。

だって基礎が育つんだもん。


そう思った昼下がり。






studio_comet at 17:00|PermalinkComments(5)

2019年04月25日

水中養生 木造 一戸建て

IMG_5957
つくばみらい市 Hさま邸

水中養生期間に入りました。

水中養生とはコンクリートの表面を乾かさずに硬化期間を経過させるとともに表面温度を一定に保つために行うもので現在コンクリートの長期耐久性を確保する最善の方法です。

IMG_5958

目には見えないものですし面倒なのでほとんどの工務店では行ってはおりませんがやるかやらないかで確実に差が出ます。

まあ、手間はかかるけど、お金は水道料金だけなので弊社ではやってます。

ではまた。


studio_comet at 11:43|PermalinkComments(8)

2007年07月18日

螺旋階段 リフォーム 茨城

取手市H様邸にお待ちかねのものが搬入。

3619efc1.jpg


社長と稲毛田棟梁と螺旋階段の一部。

しかし…

実は何を話し合っているかと言うと…

どうやって組み立てるのか!!笑


実はかっこよくてお値打ちな螺旋階段を探しに探し

これは良い。と言うものを輸入したのですが…


説明書がない!!!!笑

ので

頭バチバチ言わせながら考えてます。

3人で。

でも何とかなりそうです。




しかし

この類のものを作っている外国の方はいい加減です。

実はこの螺旋階段には一もんちゃくありまして。

当初の計画のものではないのです。



ある工場に見積とって

いざ発注。

「あ、アレ造るのやめちゃった。」(イタリア語)

「え????!!!!」

どうすんの?現場!となりまして。

急遽違う工場に発注。

間に合った〜。




よかったよかった。

さて

明日はこの取手市H様邸の耐震工事の模様をお伝えいたします。



at 22:34|PermalinkComments(0)