われわれはどこへ行くべきか世の中も少しずつ変わる

2009年10月02日

シックハウス 訴訟 自然素材の家

画期的判決です。

記事全文引用


引用ここから〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シックハウス 住宅販売会社に賠償責任 東京地裁判決

10月1日21時43分配信 毎日新聞

新築マンションの部屋でシックハウス症候群にかかったとして、購入した女性が販売者の「ダイア建設」(東京都新宿区、民事再生計画確定)を相手に購入費や慰謝料など約8800万円の賠償を求めた訴訟で、東京地裁(酒井良介裁判官)は1日、同社に約3700万円の賠償責任があると認定した。原告側によると、シックハウスによる健康被害を認めた初めての判決。(社会面に関連記事)

 原告は神奈川県平塚市のイラストレーター、岡谷貞子(おかやていこ)さん(48)。

 問題のマンションは横浜市鶴見区にあり、別の会社が施工してダイア建設が販売した。判決はまず、マンション販売者について「施工者と同等の注意義務があり、生命、身体の安全を確保する責任がある」と述べた。そのうえで(1)施工者に国の定めた基準に適合する建材を使用させなかった(2)不適合建材を使用していることやリスクを岡谷さんに説明しなかった(3)完成後も適切な措置を取らなかった−−点を過失と認定。特に説明が無かった点を「あまりにもずさん」と批判した。

 症状との因果関係については「元々アレルギーはあるが入居前までシックハウス症候群のような症状がなかった」と指摘。医師の診断を踏まえ、建材から放散されたホルムアルデヒドから頭痛、疲労などのシックハウス症候群を発症し、さらに極めて微量かつ多様な化学物質に反応し、眼球の動きなどに異常をきたす化学物質過敏症に移行したと認めた。

 ダイア建設は昨年12月、東京地裁に民事再生手続きの開始を申し立て、再生計画が確定した。このため判決は支払い命令ではなく、約3700万円を「再生債権」として認めた。判決が確定すると支払い能力の範囲内で賠償額が決まる。

 判決などによると、岡谷さんは00年の入居直後から症状に悩まされ、02年に転居を余儀なくされた。

 国民生活センターによると、シックハウスに関する相談件数は07年437件、08年365件。NPO法人「シックハウスを考える会」(大阪府四條畷市)によると、同種の訴訟は全国で数十件起きているという。【伊藤一郎】

【ことば】シックハウス症候群

 住宅の建材に含まれる揮発性有機化合物を吸うことで、せき、目の痛みのほか頭痛や倦怠(けんたい)感、呼吸困難などを発症する健康被害。合板、ビニールクロスなどに使われている化学物質のホルムアルデヒドや、塗装剤、溶剤などに使われるトルエンなどが原因とみられている。学校での被害を「シックスクール」、オフィスビルの被害を「シックビル」と呼ぶこともある。

引用ここまで〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


実際の家はシックハウス対策されている言うのは法律の範囲内で

実際には家から危険な物質はクロルピリホス一種類しか減っていません。

ホルムアルデヒドと言う代表的な物質も量は減ったかも知れませんが

ほかの物質が使われているだけで匂いがないからわかりづらく

神経毒で、遺伝に影響する恐れのある

環境ホルモン物質が家の中にあるということに変わりありません。



まだまだこれからです。

まだまだこれから。

家が本当の意味で家族を守れるようになるまで。



at 15:15│Comments(0) 自然素材 家づくり 

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