初散歩今日は子供の日

2008年05月04日

地産地消はECOだけじゃない

久しぶりにぼーっとしておりますと

いろいろと考えます。



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さまざま考えると

当社の場合内装材は必ずしも国産県産でないことがあります。

それはたとえば床材

床材で県産材となるとほぼヒノキ

ということになります。

すると今度はアレルギーの問題が出てくるからです。


当社では必ずご家族のアレルギーの有無を確認しています

すると杉にアレルギーがあったり

ヒノキにあったりすることもあります。

その場合、北欧パインを使ったり、輸入された樺材(カバ)を使用したりします。

そこについては県産材であることにこだわるよりも

居住性健康配慮を優先させたいと思います。

当然、アレルギーの問題がクリアされたら床材も県産材で対応させていただいております。

しかし構造材に関しては、杉、ヒノキ、ヒバ

これが現在手に入る現実的な価格の木材としては

最適なのではないかと思います。

よく「杉よりヒノキのほうが強い」

という話をさまざま聞きますがけしてそんなことはないようです。

先日、木材博士、岡野健先生の話をおうかがいした中では

杉はヒノキと遺伝子的にかなり類似しており

耐朽性の低さは流通する杉の質<早樹齢での伐採等

によるところが多いそうで、きちんと

「選ぶ目」をもって扱えば、ヒノキよりもリーズナブルに

とても耐久性のある家が建築できることでしょう。

そして伐採された場所と気候が近いところで建築することが

まさに長寿命住宅の礎であることも認識されてきています。



環境に対する考えとしても

経済に対する考えとしても

建築物としての考えとしても

地産地消住宅はすばらしいものであると

オンリーワンハウスは考えています。

本物200年住宅を目指して

また業務に励んでいきたいと思います。



at 21:50│Comments(0) 想う事 

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