基礎の検討 新築 茨城 栃木 自然素材の100年住宅構造を活かす リノベーション 茨城

2016年03月12日

震災から

犬が駆け寄ってきた。

切迫した様子で膝に乗ってきた。

どうしたの?


次の瞬間

ゴゴゴゴゴゴゴ

とジョジョの奇妙な冒険も真っ青の音とともに

揺れた。


車に乗っていた大工さんはまっすぐ走れないので自分の病気を疑ったそうな。

今までに経験がないほど長く揺れた後


静かな世界がやってきた。


停電している。


歩く音が大きく聞こえた。


そのあと

大きく揺れたお客様の被害をたしかめ

床一面の割れた在庫ガラスにちょっと美しさを感じながら

夜の暖をおもった。

事務所の薪ストーブ。でもFF式。電気が必要

車から。


暖かい

これはなかなか稀有なことだったのだ。


普通の断熱しかしてないリビングは寒い。

電気が止まれば凍えるほかない。


断熱の大切さを身で知った。


ここから

この地震でうしなったものたちのために

この地震を縁とし善く変化しなくては。


この地震でうしなったものたちのために


そうして

今生き残っていることを

自分で許したい。

そういうものが強くなり

つくる家が変わってく。


そうして今につながって

そうして明日も変わってく。



 

studio_comet at 09:27│Comments(0)TrackBack(0) 想う事 | 家づくり

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