1周年物語

2005年07月11日

信用

住宅に関わる仕事は単価が高いし、生命に関わることもあるので
工事を依頼していただくとき、「この信頼にお応えし、価値を御提供しよう!」と決意する。
必ず「信用」ゼロでは工事をご依頼いただけないのだと思う。

私どもに工事をご依頼いただいてその後何かとごひいきにしてくださる方
が多くいらっしゃる。ありがたいことです。感謝。

その方々の多くははじめかなり警戒していらっしゃる方が多い。
でも一度工事をしてから180度見方を変えていただける。本当にうれしい。
腕のいい職人さんたちと、高い理念・サービス、そしてアドバイザーたちの
人柄、企画力。
まだまだではあるが、評価をいただいている証拠だと思う。

しかし、それは業界全体の信用度が低い証拠で、悲しいことである。

話は変わる。完工検査に立ち会うとき本来あってはならないのだが、まれ
にが納得できない仕上がりのときがある。お客様にはお分かりにならない。
そこで二択

?「お伝えする」
?「言わない」

絶対前者。
そのことをご理解いただいた後また二択

?「やり直す」
?「値引きや、おまけでごまかす」

間違いなく前者。
「いいわよ、気づかなかったし、なんか悪いし」とお客様。
また二択

?「いいえ、お気持ちはありがたいのですが、私どもの理念に背きますので」
?「そうですか、申し訳ありません(やったー、損しなくて済んだ!)」

前者です。

「またご迷惑をおかけしますが、なにとぞご容赦ください」

コメットはこの方針で生きていく。

そのようにさせていただいたお客様は今でも仲良くさせていただいている。



at 18:58│Comments(0) 理念 

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